東京観光レポ2

さぁとりあえず執事喫茶の続きを書こうと思います。
面食らった店前での出来事から待つこと少々。
執事の方が入り口ドアを開けて、「お帰りなさいませ、お嬢様」
私達「あ、はい」
(以下執事さん発言私達発言)
ダンディーな執事さんと若い執事さんが二人で出迎えてくれました。
ダンディーな執事さんに上着を預け、若い執事さんが荷物を持って店内を案内。
店内は主に赤と黒でまとめられたゴシック系でした。
段差があるところは逐一、こちら段差がございますので、お気をつけくださいませ
と気遣い。流石です…。
聞いてはいたけど気遣いはすごい。気遣いというか給仕?
メニューを詳しく説明してくれ、まず紅茶が運ばれてきた。
カップも全部ブランド物で、カップの説明→紅茶淹れ
紅茶はポットで出てくるのだけど、
注ぎ足す時はベルを鳴らして呼ばないといけないとか。
やばいおかわりしにくいどうしよう
若干引きつりながらお茶を飲んでいると、
お嬢様、如何なさいましたか?緊張されているご様子…
こちらでのお食事は初めてでございますか?

はい、そうなんです。
緊張なさるのも無理はありません。
お嬢様の家出からかれこれ10年でございます。

wwwwww
久々のお屋敷でのお食事、どうかリラックスしてお過ごしくださいませ。
お嬢様方は今日はどちらからお出でに?

京都から観光で来ました。
さようでございますか、流石でございますお嬢様。
??
お嬢様の家出から10年、私どもお嬢様を捜索しておりましたが
関東圏が有力候補と、関東を中心に捜索を続けておりました。
見つからないはずでございます。

wwwwwww
しかしながらお嬢様、私どもこの10年間、
ただ過ごしてきたというわけではございません。
シェフの腕はそれはもう上がったのですよ。
どうぞ、シェフ自慢の料理をお楽しみくださいませ。

ここで料理が運ばれてくるというすばらしい流れ。
何コレ、よく訓練された執事さんです。
デザートを食べている時、一人が落としてしまったナプキンを拾おうとすると、
他のお客さん(お嬢様)を出口に誘導中だった執事さんが
私達のテーブル脇で立ち止まり、
お嬢様、そのままでお待ちくださいませ。
後ほど新しいものをお持ちいたします。

と言うと流れるような足取りでササーっと去っていった。
ぱねぇ…。
少しして、超ダンディーな執事さんが綺麗な鍵をもってきてくれて、
お食事中失礼致します、お嬢様。
こちら、クロークの鍵になります。
お食事楽しんでいらっしゃいますか?では、また後ほど。

この人の声がまじダンディー。劇団の俳優バリの良さ。
あとは…
トイレに行く時はベルを鳴らして、
椅子を引いてもらって、トイレ前まで誘導してもらって、
帰ってくるときもトイレ出たところで執事さん来るのを待って、
さらに誘導してもらって帰ってきて椅子ひいてもらって…。
とにかく何をするにもやってもらわないとダメなようです。


印象に残ったのは、意外に一人客が多いってこと。
半分はドレスだったなー。
一人席、ほぼ満員だったよ終始。お嬢様、ぱねぇっす…。
私にはそんな勇気はない!!
お値段も料理代だけだし、かなり良心的だと思いました。
お味は…個人的には甘い、甘すぎて半分くらいしか食べれなかった。
でも雰囲気を楽しむためなら、良いかな?


店を出て、若干脱力だった4人の感想としては
言い方が悪いかもしれないけど、品のあるホス/トクラブ。
いや、ホス/トクラブいったことないけど、なんとなく。
1回は行ってみてもいいかもね!
家出の理由とか聞いてみたかったけど、そんな勇気はなかった!
そういう馴れ的な意味では2回目も行ってみたいかもしれない。
お嬢様になったことない人は行ってみても良いかも!
想像通りのお嬢様体験ができます。