思い出の一冊

記憶に濃く残る一冊、みなさんありますか?
最近は通勤時間にちょこっと小説を読んでいる程度のものなんですが、
過去に読んだもののなかで一番おもしろかった本は何だろうと、ふと。



これまで読んだもので一番に思い出したのは
「はなはなみんみ物語」
小学生の時に読みました。確か3巻構成。小学校の図書室で借りて、
休憩時間とか夜とか、遊びや寝る間も惜しんで一気に読みました。
小人の家族(主人公は兄妹)が新しい土地だったかな?を求めて旅をする話。
昔は魔法を使うことができた小人族なので、話の途中からは魔法もからんできます。
空をとぶ魔法にとてもドキドキしました。
最後は幸せなんだけど、切なくて号泣。
大人になった今なら、あの最後はハッピーエンドと思える。
話に出てくる主人公達がアレしていくのが当時は切なくてしょうがなかったなぁ。
いわば別れですからね。
返却期日ギリギリまで何度も読み返しました。
この期の読書感想文はコレでしたね!



もう一冊、思い出の本がありまして、
「わかったさんのクッキー」
これも小学生の時に読みました。私のお菓子づくりはここから始まった。
いまだに分量を覚えているし、作ります。
当時は小学1年だか2年だか。クッキーを作りたいという私の言葉に
母が「最初は簡単なやつから始めてみようか」と、
クッキーのパック(牛乳混ぜて焼くだけみたいなやつ)を買ってきてくれて。
一緒に入っていたチューリップの形をした抜型の茎の部分が細くて
うまく抜けなくて…。
しょうがないから花の部分と葉の部分を別々に切って並べました。
さらには、表に卵黄を塗るのを裏に塗って焼いてしまって、
出来上がりは天板にくっついて大変でした(笑)
いやー、懐かしい。



他にも面白いと思った思い出の本はいろいろあるけど、私の中では、
感受性の高かったであろう小学生の時に読んだ本が上位です。
あと一番本を読んでいた時期なので。一か月に10冊程。
毎日図書室に行く本の虫でした。


今度本屋で探してみよう。
最終手段としては通販もあるしね!
でも実際に手にとって買いたいんだよねぇ。